【大阪・関西万博】ENEOSら、合成燃料使用の駅シャトルバス運行へ
2025/2/20(木)
ENEOS株式会社(以下、ENEOS)、西日本ジェイアールバス株式会社(以下、西日本JRバス)、日野自動車株式会社(以下、日野自動車)は2月19日、 2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)開催期間中に国内初※となる合成燃料を使用した 駅シャトルバス(以下、万博シャトルバス)の運行を発表した。大阪駅から大阪・関西万博会場間において1日10便4運行するという。
ENEOSは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「グリーンイノベーション基金」の支援のもと、2024年9月にENEOSの中央技術研究所内に実証プラントを完成させた。今回の取り組みでは、同プラントで製造した合成燃料を万博シャトルバスに提供する。また、西日本JRバスは、大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場から大阪・関西 万博会場まで直通の万博シャトルバスを運行。日野自動車が、万博シャトルバス運行に向けて、合成燃料と車両やエンジンの適合性を確認し、運行をサポートする。
また、3社は、万博シャトルバスのお披露目式を3月27日に万博シャトルバス乗り場となる「うめきたグリーンプレイスバス駐車場」で開催する予定だ。さらに、万博シャトルバスの運行を実現することで、大阪・関西万博来場者に、合成燃料が普及する未来を感じてもらい、大阪・関西万博が掲げる「EXPO2025 グリーンビジョン」の達成に貢献していくと述べている。
※ 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を営業車両の運行に使用することは国内初(プレスリリースより)
(出典:ENEOS Webサイトより)