ENEOSら、羽田空港とその周辺でCO2フリー水素利活用モデル調査実施
2022/11/4(金)
ENEOS株式会社(以下、ENEOS)ら6者は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」における「水素製造・利活用ポテンシャル調査」委託事業に対し、「東京国際空港およびその周辺地域におけるCO2フリー水素利活用モデル調査」を提案し、採択された。10月27日付のプレスリリースで明かしている。2022年10月~2023年9月に調査を行う予定だ。
同調査事業は、日本空港ビルデング株式会社、空港施設株式会社、ENEOS、大田区、川崎市、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社の6者で提案したものだ。
具体的には、川崎臨海部の基地に輸入するCO2フリー水素を羽田空港、およびその周辺地域に供給することを想定し、当該地域での水素エネルギーの潜在的な需要を調査する。そして、その実現に必要とな供給方法や設備の導入方針を整理し、経済性や温室効果ガス削減効果の検証を行う。
なお、6者は、それぞれが保有する知見を活用し、同調査事業による羽田空港、および周辺地域におけるCO2フリー水素のサプライチェーンの検討を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくと述べている。
(出典:ENEOS Webサイトより)