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EV昼充電サービスソリューション、電力シェアリングが提供開始

2024/7/23(火)


株式会社電力シェアリング(以下、電力シェアリング)は7月18日、昼間への充電のタイムシフトを促す介入手法の有効性を示す実証実験の結果を発表。さらに、事業者向けに商用車の昼充電シフトプログラム作成支援や、CO2排出量の定量評価ソリューション・サービスを8月1日より提供すると発表した。


 環境省から、デコ活推進事業の一環として、「ナッジ×デジタルによる脱炭素型ライフスタイル転換促進事業」を受託している。「デコ活」とは、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称であり、CO2を減らす脱炭素と、環境に良いエコ(Eco)を含む”デコ”と活動・生活を組み合わせた新しい言葉だ。



同社は2024年4月、デコ活の一環として一般社団法人テスラ・オーナーズ・クラブ・ジャパン(TOCJ)の会員に対し、スマートフォンアプリで充電日記を付けてもらう実験を行い、昼間への充電のタイムシフトを促す介入手法の有効性を示した。さらに、CO2排出量を時間毎に正確に算定する特許技術を用いて、「昼充電」という環境配慮行動の成果を「CO2排出量の削減」という目に見える形で表示。スマフォアプリ上でリアルタイムにフィードバックしランキングを争うことで、ゲーミフィケーション手法の有効性を統計的有意に示している。



なお、同社は、EV昼充電に限らず、電力消費の昼タイムシフト、蓄電池の有効活用等の電力・モビリティー分野を中心に、今後とも多くの民間企業や自治体の協力を得て様々な実証実験を実施していくという。そして、デコ活事業の一環としてのナッジ実証事業で得られるこうした知見を、企業・自治体・団体等に積極的に共有しながら、その連携を深め、その速やかな社会実装に貢献していくと述べている。



EV充電日記

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