都営交通、AIを活用した忘れ物検索サービス導入 24時間対応可能
2025/6/11(水)
東京都交通局は6月4日、find社が開発・提供する「落とし物クラウドfind」による忘れ物検索サービス「find chat」導入を発表した。
今回の取り組みにより、都営交通での忘れ物は、スマートフォンやパソコンからチャットで24時間問い合わせることができる。さらに、チャットで問い合わせの際に忘れ物の画像を添付すると、AIが特徴を自動で判別し、より見つかりやすくなるという。
また、今回の取り組みで対象となるのは、都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナーの車内や駅構内で預かった忘れ物だ。スマートフォンやパソコンからのチャットで24時間問い合わせを受け付ける。
一方、同局側の利点として、サービスの導入により、駅やバス営業所の職員が忘れ物の写真を撮影するだけで、AIが品名や色などの特徴を自動で判別してシステムに入力される仕組みとなり、登録作業の省力化が見込まれている。