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ジェネクストのAI-Contact、ゼンリンデータコムとシステム連携

2023/1/24(火)

株式会社ゼンリンデータコム(以下、ゼンリンデータコム)のテレマティクスサービスと、ジェネクスト株式会社(以下、ジェネクスト)の「AI-Contact(アイ・コンタクト)」がシステム連携を開始する。1月23日付のプレスリリースで明かした。

「AI-Contact」は、スマートフォンで取得した走行データと、全国の標識情報データベースを照合させ、交通違反を可視化する企業向け運行管理アプリだ。2018年からサービスを開始しており、導入企業では例年40件以上の事故があったところが導入後0件になったり、自動車保険料が1億円以上のコストカットにつながったりするなどの効果を上げているという。

また、今回の連携により、速度超過、一時不停止、踏切不停止、進入禁止、右左折禁止といった違反検知が可能になる。なお、ジェネクストは、1月25日~1月27日に東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブワールド2023」に特設ブースを出展する。今回のプロジェクトに関しての説明会も行う予定だ。

▼関係者のコメント
■ゼンリンデータコム IOT第一事業部 部長 清雅人氏のコメント
当社では5年以上前からテレマティクスサービス専門の部署として車両の運行管理や業務効率化、安全運転管理などのサービスを展開して参りました。
ジェネクスト社のAI-Contact道路交通法違反検知APIは、一時停止違反や一般・高速道路での速度違反等、さまざまな違反を検知することができ、当社取り扱いのデバイスやスマートフォンアプリの既存サービスとの連携もしやすく、幅広い層に展開が可能な汎用的なサービスとして提供出来るのではないかと考えました。
また、ゼンリンの道路ネットワークデータを使っていただいているサービスなのでとても当社グループとも親和性が高いと感じております。
当社も通信型ドライブレコーダービジネスでお客様の事故削減につなげられるような提案をしてきましたが、ジェネクスト社の道路交通法違反検知APIと連携をすることで、より交通事故が少ない社会への貢献に努めていきたいと思います。

■ジェネクスト株式会社 代表取締役 笠原一氏のコメント
2017年の「Japan IT Week」の展示会で清様と初めてお会いさせていただきすぐに意気投合、今回約6年越しでようやく実現できたプロジェクトなので本当にうれしいです。
弊社のAI-Contact道路交通法違反検知APIがゼンリンデータコム社のテレマティクスサービスを通じてたくさんのお客様にご利用いただき、両社で協力して交通事故のない社会実現に向けて尽力してまいります。

特設ブース

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