グーグル系ウェイモと運送大手UPS、自動運転の配送サービスでパートナーシップ締結
2020/1/30(木)
Google系の自動運転車開発企業であるWaymo(ウェイモ)は1月30日、配送サービス大手のUPSとパートナーシップを締結したと発表した。アリゾナ州のフェニックス地域で、自動運転車両による配送テストを行う。
この自動配送テストにはウェイモのミニバン(クライスラー・パシフィカ)を使用し、アリゾナ州のフェニックス地域(Metro Phoenix)にあるUPSストアから、同州のテンピ(Tempe)にあるUPSの配送拠点まで貨物を輸送する。車両にはトレーニングを受けたオペレーターが同乗し、輸送業務を監視する。今四半期中にも実施する予定だ。ウェイモは、「今回のUPSとの戦略的パートナーシップは、顧客サービスとネットワーク効率を改善し、最終的には道路をより安全にするという目標を達成するのに役立つと確信しています」とコメントしている。