グリーンコープ生協島根、EVトラック導入 CO2完全ゼロ実現へ
2023/12/22(金)
一般社団法人グリーンコープ共同体は12月21日、グリーンコープ生活協同組合島根(以下、グリーンコープ生協島根)が初めてEVの配送用トラックを導入したと発表。さらに、一般社団法人グリーンコープでんき(以下、グリーンコープでんき)が供給する電力を利用するという。
今回グリーンコープ生協島根が導入したのは日野デュトロZ EVだ。同車両は、最大積載量1トンであり、5時間の通常充電で100キロメートル以上の航続できる。また、同車両は、運転席と荷物室が車内でつながる「ウォークスルー構造」となっているため、荷台で作業をする際に車外に出る必要がなく、ドライバーの負担を軽減することが可能だ。
また、グリーンコープでんきが提供する電気は、バイオマス・太陽光・小水力・地熱などの自然エネルギーを利用した化石燃料に頼らない発電方法でつくられている。
グリーンコープ生協島根でEVを導入している支部・センターは、グリーンコープでんきのゼロエミッションプランの電気を利用中だ。これにより、EVから排出されるCO2は、動力源の電気も含め、「完全にゼロ」を実現できるという。