ニュース

自律走行バスの定常運行が開始 羽田空港HICityで18日から

2020/9/14(月)

羽田みらい開発1

HANEDA INNOVATION CITYに導入する自律走行バス

羽田空港に隣接した大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(以下、HICity)※1の開発を進める羽田みらい開発株式会社(以下、羽田みらい開発)は、自律走行バス「NAVYA ARMA」(仏Navya社製)の定常運行を2020年9月18日から開始する。運行には、鹿島建設株式会社(以下、鹿島建設)、BOLDLY株式会社(以下、BOLDLY 旧社名:SBドライブ)、株式会社マクニカ(以下、マクニカ)、日本交通株式会社(以下、日本交通)が協力する。

なお、「NAVYA ARMA」は、手動による運転時は通常のハンドル・ブレーキと異なる特別な装置で操作する特別装置自動車※2で、特別装置自動車が自律走行バスとして定常運行するのは、国内初だ。
※1 国土交通省が選定するスマートシティのモデルプロジェクトにおいて、先駆的であることに加えて早期の社会実装が見込まれる「先行モデルプロジェクト」に選定されている。
※2 道路運送車両の保安基準第55条による基準緩和認定と、道路交通法第77条による道路使用許可を受けることで公道走行が可能。

羽田みらい開発は、「NAVYA ARMA」と、自動運転車両の運行を遠隔地で管理・監視できるBOLDLYの自動運転車両運行プラットフォーム「Dispatcher」を活用して、無料の構内循環バスを運行する。自律走行バスは毎日午前10時半から午後4時半に定期的に巡回する予定で、HICityの来訪者であれば誰でも無料で乗車できる。

羽田みらい開発2

「NAVYA ARMA」と自律走行低速電動カートの運行ルート



そのほかにも、香港のPerceptIn Limitedが開発した自律走行低速電動カートを活用して、HICity内の定ルートを往復する実証実験を行う。今後場所や用途に合わせて、車種の異なる複数の自動運転車両を安全かつ効率的に運行することを見据えて、遠隔地のオペレーターが「NAVYA ARMA」と自律走行低速電動カートを「Dispatcher」で同時に運行管理する実証実験も実施する。

なお、HICity内の人やモビリティ、ロボットなどのリアルタイム位置情報を集約する鹿島建設の空間情報データ連携基盤「3D K-Field」と「Dispatcher」を連携させ、施設管理者は車両の位置情報などの運行情報を「3D K-Field」で確認することができる。今後、車両運行管理業務の効率化に役立てる予定だ。



■各社の役割
羽田みらい開発:「NAVYA ARMA」の運行主体、PerceptIn の自律走行低速電動カートの運行実証主体
鹿島建設:空間情報データ連携基盤「3D K-Field」の提供
BOLDLY:「Dispatcher」の提供、遠隔監視者認定トレーニングの実施、「NAVYA ARMA」の設定(3Dマップの作成、車両のセットアップなど)、「NAVYA ARMA」の運転手の提供、運転手認定トレーニングの実施(「NAVYA ARMA」の運転手提供役務は、将来的にBOLDLYから日本交通に移管予定。)
マクニカ:「NAVYA ARMA」の輸入・販売およびメンテナンス、 PerceptIn の自律走行低速電動カートの設定・運行実証支援
日本交通:「Dispatcher」を活用した車両の運行管理

※本記事に掲載した画像は、⽻⽥みらい開発・⿅島建設・BOLDLY・マクニカ・⽇本交通の共同リリースより

ログイン

ページ上部へ戻る