自動運転EVバスを甲子園エリアで実証 阪神電気鉄道らが実施
2025/9/12(金)
兵庫県西宮市と阪神電気鉄道は9月8日、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」を活用し、10月1日から甲子園エリアにおいて自動運転EVバスを用いた実証実験実施を発表した。
同実証の目的は、持続可能な交通体系の構築を図るとともに、次世代モビリティの実用化に向けて自動運転による近距離輸送サービスのニーズ把握や、実用化に向けた諸課題の把握・検証を行うことだ。2025年10月1日~ 2026年2月中旬(うち約90日間走行)に実施するという。
また、同実証には、NTT西日本、NTTビジネスソリューションズ、ティアフォー、関西電力送配電、アイテック阪急阪神が協力する。実証にはティアフォーの自動運転EVバス「Minibus 2.0」を使用し、約35km/hを最高走行速度とし、自動運転レベル2で実施するとのことだ。