HIS、ペロブスカイト太陽電池を大阪・関西万博のスマートポールに実装
2025/4/9(水)
HISは3月27日、サウレ・テクノロジーズ社、フジプレアムと連携し、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、日本ネットワークサポートが設置するスマートポール(「電力館 可能性のタマゴたち」設置分)に、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を提供・実装することを発表した。
HISは、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の開発を進めるポーランドのスタートアップ企業であるサウレ・テクノロジーズ社に2015年より出資し、同社製品の日本・アジアにおける独占販売権を有している。今回実装したペロブスカイト太陽電池は、サウレ・テクノロジーズの持つ開発技術により、従来のフラット型ではなく曲面ペロブスカイト太陽電池モジュールとしてスマートポールの円筒形状に適応させたものだ。
さらに、HISは、このペロブスカイト太陽電池に、フジプレアムが有する独自の精密貼合技術を応用した封止技術を採用し、耐久性向上、長寿命化を図っている。これらの技術により、環境に配慮した設計のもと、さらなるデザイン性と機能性の向上を図っているとのことだ。
(出典:HIS Webサイトより)