ホンダとLGES、EV用バッテリーの合弁会社が米国で正式に設立
2023/1/17(火)
LGエナジーソリューション(以下、LGES)と本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は、EV用リチウムイオンバッテリー生産の合弁会社を正式に設立した。1月13日付のプレスリリースで明かしている。
両社は2022年8月、EV用リチウムイオンバッテリーを米国で生産する合弁会社の設立に合意した。今回の発表では、「L-H Battery Company, Inc.※」という社名や、米国オハイオ州ジェファーソンヴィルに設立することなども明らかにしている。資本金は2億1千万USドル、出資比率はLGES51%、ホンダ49%の予定だ。※ 今後、変更となる可能性あり
また、今回設立する合弁会社の新工場は、2023年初頭の着工を経て、2024年末までの建設完了を目指すという。その後、2025年中に、北米で生産販売されるEV用にリチウムイオンバッテリーの量産を開始し、全量をホンダの北米工場へ供給する予定だ。年間生産能力は40GWhを目指しているという。
▼関係者のコメント
■L-H Battery Company, Inc. CEO ロバート・リー氏のコメント LGエナジーソリューションは、安定した財務基盤、競争力の高い品質、幅広いグローバル展開に支えられた生産能力など、この合弁を成功させるために必要なアセットを全て備えています。北米でのホンダのEVの販売を成功に導くため、両社の知見を結集して最高品質のバッテリーを提供するとともに、質の高い雇用の創出や地域社会への貢献を通じて、ここ米国オハイオ州で発展していくことを目指します。
■L-H Battery Company, Inc. COO リック・リグル氏のコメント このたびLGエナジーソリューションとホンダによる、EV用バッテリー生産の合弁会社が米国オハイオ州に正式に設立されたことは、私たちが目指す電動化の未来に向けた大きな一歩です。LGエナジーソリューションという強力なパートナーと共に歩み、オハイオ州の地域社会と強い関係を築いていくことを楽しみにしています。
(出典:ホンダ Webサイトより)