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ホンダとソフトバンク、高速道路で自動運転時代に向けた路車協調実証に参画

2023/3/22(水)

ユースケースイメージ

株式会社本田技術研究所(以下、本田技術研究所)は、ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)と連携し、「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」に参画する。3月20日付のプレスリリースで明かした。

本田技術研究所は、本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)の研究開発子会社だ。同社は、これまでソフトバンクとともに、通信を活用したコネクテッド車両の技術検証を進めている。

今回の取り組みは、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)が新東名高速道路の建設中区間で行う。取り組みの目的は、より安全で安心して移動できる社会の実現に向けたユースケースの検証だ。非コネクテッド車両も含む交通インフラからの情報の活用や、二輪車と四輪車が通信でつながることで、事故が起きる手前でのリスク予兆・回避などを検証する。

具体的にはは、道路に設置される路側センサーにて非コネクテッド車両を含む走行車両の情報(位置・速度など)を道路管制センターに送信。走行するコネクテッド車両の情報を、セルラー通信を活用してリアルタイムで収集し情報連携プラットフォームへ送信する。そして、これらの情報を統合し、情報連携プラットフォームにて衝突リスクの解析・判定を行い、急な車線変更や周辺車両の状況など予測されるリスク情報を周辺のコネクテッド車両に通知する。これにより、リスクに対する回避行動を促す。

なお、ホンダは、2050年に全世界でホンダの二輪車、四輪車が関与する交通事故の死者をゼロにすることを目指している。さらに、これからも、ホンダならではの強みを安全技術の研究開発に生かし、“事故に遭わない社会”の実現をリードするため、真摯に取り組んでいくと述べている。

(出典:ホンダ Webサイトより)

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