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ホンダ、EV向けエネルギーマネジメントサービスを英国で提供開始

2021/4/15(木)

充電の様子

本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は4月14日、再生可能エネルギーの活用と充電コストの低減を両立するEV向けエネルギーマネジメントサービス「e:PROGRESS(イー プログレス)」の提供を英国で開始すると発表した。
「e:PROGRESS」は、電力需要が少なく電力コストの低い時間帯にEVを充電することで、電力需要を平準化し再生可能エネルギー由来の電力使用拡大に貢献する、EV向けエネルギーマネジメントサービスだ。欧州初の自動車メーカーによるエネルギーマネジメントサービスであり、2020年に発売したEV「Honda e(ホンダ イー)」のオーナー向けに提供する。

「e:PROGRESS」のサービスは、スマート充電、およびリソースアグリゲーションを専門とするMoixa(モイクサ)社、英国初の変動型電気料金を提供するOctopus Energy(オクトパスエナジー)社が共同で提供し、充電器設置をBritish Gas社が実施する。リソースアグリゲーションとは、需要家と発電事業者をつなぐことで電力供給・需要のバランスを最適化し、安定供給を実現することだ。
「e:PROGRESS」契約者は、スマートフォンのアプリケーションに必要な充電量を入力し、「Honda e」を「Honda Power Charger S+ (4G)(パワーチャージャーエスプラス)」など自宅の充電器につなぐ。あとはMoixa社のソフトウエアが最適な充電スケジュールを設定することで、Octopus Energy社が提供する変動型電気料金を活用可能だ。電力コストの低い時間帯に自動的に充電を行うことができるため、標準的な電気料金と比較して、1年間で最大475ポンド充電費用を節約することができるという。
(出典:ホンダ Webサイトより)

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