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ホンダ、2020年度第2四半期連結決算を発表。連結営業利益は黒字転換へ

2020/11/9(月)

本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)が6日、2020年度第2四半期連結決算を発表した。
今期のホンダは、新型コロナウイルス感染症の拡大影響による需要減少と、今年度の業績見通しでも先行き不透明感があるとした一方で、第2四半期連結累計期間(6カ月間)の連結営業利益は1,692億円と発表。前年同期比では64.2%減益となったものの、第1四半期に発表した1,136億円の赤字から黒字へと転換した。さらに、今年度の業績見通しについても、営業利益を4,200億円に上方修正した。

連結営業利益が黒字に転換した要因として、ホンダはすべての領域で行った抜本的な事業活動の見直しを挙げている。販売費や一般管理費の抑制などコストダウン効果が主な要因だという。

また、第2四半期連結累計期間の売上収益は5兆7,751億円(前年同期比25.2%減収)、税引き前利益は2,722億円だった。

2020年度第2四半期決算(3カ月間)の連結業績は、売上収益が3兆6,513億円(前年同期比2.1%減収)、営業利益は2,829億円(前年同期比28.5%増益)だった。売上収益が減少した理由として、四輪事業における減収や為替の影響を挙げた。また、営業利益が増加した理由は、6カ月間累計の連結営業利益同様に、販売費や一般管理費の抑制を挙げている。

今年度の業績見通しについて、ホンダは営業利益は前回見通しから2,200億円増の4,200億円と上方修正、税引き前利益は6,600億円と発表した。今後も体質改善に向けた取り組みを着実に進めていくと述べている。

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