ホンダ、新型コロナ感染防止の支援開始 搬送車両を自治体向けに提供
2020/4/15(水)
提供車両内部
ホンダ プレスリリースより
本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は、新型コロナウイルス感染防止にむけた支援活動として、4月13日から港区・渋谷区に向けて、感染者を搬送する仕立て車両の提供を行った。今後は都内をはじめ、感染者の多いエリアへ優先的に納車する。
■感染者を搬送するための車両(仕立て車)提供軽症者の移動を支援するための車両として専用車両を自治体向けに提供する。4月13日には港区・渋谷区への納車が完了しており、今後は都内など感染者の多いエリアから納車を予定している。
車両は、オデッセイやステップワゴン等のバンタイプをベースに、搬送時の感染リスクを削減するための仕切りを運転席と後部座席に設置している。前後席間の圧力差を利用して、飛沫感染を抑制する構造に仕立てているという。埼玉製作所(狭山工場)を皮切りに、国内事業所で生産する予定だ。
提供車両の仕立て内容
ホンダプレスリリースより
■フェイスシールド・人工呼吸器の生産
医療現場のニーズが高いフェイスシールド(防護マスク)を2020年5月末までに、ものづくりセンター栃木、鈴鹿などの国内事業所にて生産し、医療現場への無償提供を実施する予定。また人工呼吸器の生産支援も検討を行う。
ホンダのコロナウイルスに伴う対応は、公式HPより確認ができる。
https://www.honda.co.jp/info/20200228.html
