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星野リゾートら、かまくらテーマのキャンピングカー「かまくるま」開発

2022/1/18(火)

キャンピングカー株式会社(以下、キャンピングカー社)は、かまくらをテーマにしたコンセプトカー「かまくるま」*を開発した。1月11日付のプレスリリースで明かしている。トヨタ自動車株式会社開発試作部(以下、トヨタ)、星野リゾート アルツ磐梯(以下、アルツ磐梯)と共同で開発、2.5Dプリント技術を活用している。
「かまくら」と「車」を掛け合わせた、コンセプトカー用の造語(プレスリリースより)
キャンピングカー社は、キャンピングカーレンタル事業「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(以下 JAPAN C.R.C.)を運営している。JAPAN C.R.C.とアルツ磐梯は、2020-21シーズンに共同で「キャンピングカー×ゲレンデ車中泊プラン」を開発・販売した。2022年は、キャンピングカーをより楽しめる取り組みができないかと考え、スキー場への旅が楽しくなるコンセプトカー「かまくるま」の開発に至ったという。

コンセプトを体現する特徴的な内装にするべく、開発にトヨタが参加し、カシオ計算機株式会社が協力。トヨタの持つ2.5Dプリントの技術を活用し、立体感のある特徴的な内装に仕上げた。株式会社日本デザインセンター(以下、日本デザインセンター)が内装に施工を担当し、スキー場に訪れる前からまるで雪山で過ごしているような滞在を楽しめる。

2.5Dプリントは、さまざまなデザイン、素材感、触感を型レスで繊細な凹凸で表現できる加飾技術だ。熱で膨張するシートに対して、シート表面に温度勾配を与えることで、凹凸高さを自在にコントロールすることが出来る。街やモビリティ内装を思い通りに、ガラッと切り替える世界を目指し、開発している。なお、「かまくるま」は、冬スポ!!21 パシフィコ横浜会場にて2022年1月14日から16日まで披露された。


■「かまくるま」のデザインを担当した日本デザインセンターデザイナー・池田寛美(いけだ ひろみ)氏のコメント

印刷物の表面に立体感を施す2.5Dプリントの特殊技術を活用し、キャンピングカーの中にかまくらを表現するという実験的な企画を実現することができ、関係各社の皆様には心よりお礼申し上げます。北海道で過ごした子供の頃、かまくらの中で感じた雪に包まれた温かく楽しい原体験が、今回デザインする上で重要な要素になりました。親しみあるネーミング・ロゴマークと雪の再現にこだわった内装デザインを通して、「かまくるま」がいつまでも皆様の思い出に残るような冬のアクティビティの一翼を担う存在になることを楽しみにしています。

(出典:星野リゾート Webサイトより)

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