相鉄線アプリ、相鉄・JR直通線の列車走行位置・時刻情報表示を提供開始
2021/3/22(月)
アイリッジは、相鉄グループの相模鉄道が提供する「相鉄線アプリ」のバージョンアップを開発支援した。17日のプレスリリースで発表している。17日から提供するバージョンアップ版では、JR東日本区間である羽沢横浜国大駅~新宿駅まで列車走行位置の表示を拡大し、列車走行位置画面での同区間の時刻情報表示を新たに開始する。
アイリッジはスマートフォンを活用した企業支援を中心に行っている企業だ。これまでにはJR西日本のMaaSアプリ「WESTER(ウェスター)」やせとうちエリアにおける観光型MaaS「setowa」の開発支援などを行っている。相鉄線アプリは、列車がどこにいるかリアルタイムで確認できる「列車走行位置」や相鉄線全26駅の改札口の混雑状況がわかる「Station View」(ステーションビュー)機能に対応している。駅の改札口付近に設置しているデジタルサイネージの運行情報と同じ内容を確認可能だ。
アイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」が組み込まれており、列車の運転見合わせなどが発生したときにはプッシュ通知で通達、他社への振替輸送の経路も検索可能だ。なおアイリッジは、列車走行位置を乗り入れ先区間まで拡大することで、さらなる利便性の提供を目指すと述べている。