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いすゞや富士通ら3社、商用車情報基盤「GATEX」を運用開始

2022/10/13(木)

「GATEX」の概念図

いすゞ自動車株式会社(以下 いすゞ)ら3社は、物流に関わるさまざまな業界や社会インフラと連携した新たなサービスを創出する商用車情報基盤「GATEX(ゲーテックス)」を運用開始した。10月4日付のプレスリリースで明かした。
「GATEX」は、いすゞ、株式会社トランストロン(以下、TTI)、富士通株式会社(以下、富士通)の3社が、2021年2月から構築を進めてきた商用車情報基盤だ。高度な商用車の運行管理や車両の稼働サポートサービス提供を目的としており、いすゞとTTIが情報を預かる約50万台の商用車向けにサービスを提供する。

また、いすゞの高度純正整備「PREISM(プレイズム)」や商用車テレマティクス「MIMAMORI(みまもり)」を「GATEX」を利用して提供する。さらに、TTIのクラウド型運行支援サービス「ITP-WebService」も合わせて、富士通の提供する「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」上で相互連携することで、統一運用が可能だ。

なお、3社は、商用車の運行情報と車両コンディション情報を活用した高度な運行管理や稼働サポートサービスを提供する。さらに、荷主・運送事業者・倉庫事業者等の基幹システムをはじめとした多様なデータ連携により、物流業界が抱えるさまざまな課題の解決に貢献する仕組みを提供するという。

くわえて、3社は、業界を越えた情報プラットフォームとの連携による新しいソリューションの創出や、今後の電動商用車の普及を見据え、EMS(エネルギー・マネジメント・システム)を提供する。そして、今後さまざまなデータベースとしての活用も視野に入れ、商用車情報基盤として、カーボンニュートラル社会の実現に貢献すると述べている。

(出典:いすゞ Webサイトより)

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