いすゞ、自動運転レベル4に向け新東名も含めた実証開始 荷役作業も実施
2025/11/25(火)
いすゞ自動車(以下、いすゞ)は11月18日、2027年度の自動運転レベル4トラック・バス事業の開始に向け、2026年1月より、自社部品物流ルート内の公道において自動運転事業実証を開始すると発表した。
同実証は、2027年度にかけて、Step 1~3の3段階に分けて行う。Step1では2026年1月から春にかけ、Applied Intuitionとの共同開発車両を本格使用する。セーフティドライバーが常時乗車する形で、新東名高速道路の自動運転優先レーン(駿河湾沼津SA~浜松SA)を含む高速道路上で自動走行(レベル4を想定した走行)を実施するという。さらに、いすゞロジスティクスによる荷役作業(荷積み・荷下ろしなど)も行うなど、より実践的な実証を通じて、自動運転物流の実現に向けたノウハウの蓄積を図るという。
また、Step2では、物流拠点・遠隔監視・駆けつけサービスを含めたさまざまな観点から運行効率の検証を行うとともに、得られたデータや知見、ノウハウを自動運転車両の開発へとフィードバックする。そして、Step3での最終検証を経て、2027年度中の自動運転レベル4トラック事業の開始を目指すとのことだ。
(出典:いすゞ Webサイトより)








