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JAL、EV航空機けん引車を那覇空港で日本初導入 運用も開始

2024/8/20(火)

今回導入した
EVトーイングカー

日本航空株式会社(以下、JAL)は8月19日、電動で駆動するトーイングカー(航空機けん引車)の本邦初導入と本格運用開始を発表した。
トーイングカーは、航空機の出発時にプッシュバック(後進)や駐機場間での移動に使用される航空機けん引車だ。今回導入したTLD社製の電動トーイングカーは、従来のディーゼルエンジン車と比較してCO2排出量をゼロに削減し、騒音レベルも約15%軽減する。さらに、フル充電の状態で約23回のプッシュバックまたは、約8回のトーイングが可能で、全世界で43台の実績がある。

航空機をけん引するためには、より大きな電力を必要とするため充電設備の整備が課題だった。今回那覇空港で導入した理由は、那覇空港に充電環境が整ったこと、および導入する電動トーイングカーが運用可能なボーイング737型機を14機保有する日本トランスオーシャン航空が多数運航しているためだ。なお、JALは、これからも持続可能な未来の実現に向けて、引き続き環境負荷の低減に努めていくと述べている。


(出典:JAL Webサイトより)

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