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AIオンデマンドバスの実証事業 南海電鉄らが大阪府堺市で開始へ

2023/9/14(木)

南海電気鉄道株式会社(以下、南海電鉄)らは9月5日、南海オンデマンドバス Supported by J:COM(以下、オンデマンドバス)の実証事業を、2023年10月1日~2024年1月31日に実施すると発表した(認可申請中)。

今回の取り組みは、大阪府堺市(以下、堺市)、南海電鉄、南海バス株式会社、JCOM株式会社(以下、J:COM)の4者で実施する。また、同プロジェクトは、SENBOKUスマートシティコンソーシアム※における「モビリティWG」の活動の一環として2022年度に発足し、2023年度が2回目の実証事業となる。

※ 「SENBOKU New Design」および「堺スマートシティ戦略」の理念や「SENBOKUスマートシティ構想」で示すコンセプトに基づき、公民がイコールパートナーとして取組みを推進するコンソーシアムとして2022年6月に設立。(プレスリリースより)

同事業の目的は、堺市の泉北ニュータウン地域における住民の移動課題の解決や移動利便性の向上、特に高齢者の外出促進につながったかなど、移動ニーズの調査および検証を行うことだ。対象エリアにおいてワンボックス車両(客席8名)による小回りのきく輸送サービスを提供することで調査および検証を行う。同実証のAIオンデマンドバスシステムは、J:COMが提供する予定だ。

さらに、同事業は、大阪府AIオンデマンド交通モデル事業に採択され、その補助金を活用して行うものだ。なお、4者は、同事業により、泉北ニュータウンの新たな魅力発掘や地域活性に寄与するとともに、地域住民に楽しい移動体験を提供すると述べている。

(出典:南海電鉄 Webサイトより)

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