ジョルダンらが静岡県沼津市で交通DXと観光MaaSの提供開始
2025/2/5(水)
ジョルダンとIHI運搬機械は2月4日、静岡県沼津市のスマートシティ計画「X-Tech NUMAZU(クロステックヌマヅ)」の実現に向けた交通DXと観光MaaSのサービス提供開始を発表した。
ジョルダンが提供するアプリ「乗換案内」の「スマートシティモード」に、「沼津市モード」を加え、飲食・観光・宿泊・モビリティなどの詳細情報が地図上で確認できるようになった。同アプリでは鉄道やバスなどの公共交通機関だけでなく、シェアサイクルも含めた経路検索も可能。
また、IHI運搬機械のモビリティデータプラットフォームと連携することで沼津市中心街から沼津港周辺にかけて駐車場満空情報の確認ができる。
沼津市は、年間166万人が訪れる沼津港の周辺のにぎわいを沼津港から2キロ程度の沼津駅周辺の中心市街地に波及させることや自家用車による混雑の解消、市民や観光客の移動の最適化を図るため2021年に「X-Tech NUMAZU」を発足。中心市街地をウォーカブルな空間へと再編していくことに合わせ、さまざまな交通モードの確保と連携によりサービスの向上を目指している。
デジタル田園都市国家構想交付金を活用し、「令和6年度交通DXと観光MaaSによる回遊性向上業務」としてジョルダンとIHI運搬機械の2社が受託した。