JR東日本、荷物輸送サービス「はこビュン」事業化 高速・大口輸送へ
2025/3/10(月)
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は3月4日、鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービス「はこビュン」の事業化を発表した。
同サービスは、JR 東日本が運行する新幹線や在来線特急等の鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービスであり、利用者から預かった小口から大口のお荷物まで、高度な品質で輸送している。また、事前予約不要で、荷物1個から、列車出発の30分前まで申し込み可能な 「はこビュン Quick」サービスも実施している。
今回の事業化では、4月18日から新青森・東京間で客室を使用した車両貸輸送を開始することにくわえ、E3系新幹線1編成の全号車を荷物輸送専用車両として改造に着手し、2025年秋には車両基地を活用した盛岡・東京間での輸送を開始する。
さらに、今回の事業化に併せて、途中駅での取り扱いも含め新幹線全列車に対象を拡大し、大口輸送に関しては東北エリアから首都圏へ土休日を除く毎日輸送を行う。くわえて、予約・受付方法においても、法人向けは4月より、個人向けは2025年度内に、JRE MALLの予約システムを活用することにより利便性を高め、予約受付から荷物の積み下ろし、他の物流企業等とのファースト・ラストワンマイルまでトータルコーディネートするという。
