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JR東日本ら、都市OSを活用したサービス実証を品川駅周辺エリアで実施へ

2023/12/28(木)

同実証の目指す将来像

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)、東日本電信電話株式会社、KDDI株式会社は12月26日、品川駅周辺エリアにおいて都市OSを活用したサービス実証実施を発表した。

3社は、東京都データ連携・活用促進プロジェクト※1の採択を受け、都市 OS※2を活用した新たなサービス提供の実証に向けた協定を12月1日に締結した。今回の実証では、非常時および平時における混雑緩和を目的に、高輪ゲートウェイ駅と品川港南エリアで鉄道運行データ※3と人流データを活用した案内誘導サービスを検証する。
※1:デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現に向け、データや先端技術を活用したサービスの都市実装を推進する中で、都心部や西新宿など先行実施エリアにおいて構築した都市OSの取り組み成果を都内全域へ広げていくため、2023年度より実施されるプロジェクト。
※2:街の設備や街の人に関するデータを収集・分析して、そのデータを活用した新たなサービス創出を可能とするデータ基盤。
※3:今回の実証ではダイヤ遅延情報、在線位置情報、編成当たりの乗車人数などをいう。(プレスリリースより)

具体的には、鉄道運行データと人流データを活用して、非常時における「帰宅困難者のスムーズな避難誘導による混乱防止」および平時における「滞在需要創出による都市混雑緩和」に取り組み、都市の社会課題解決を目指す。対象区間は、高輪ゲートウェイ駅と品川港南エリアの街区だ。将来的には、エリア間の回遊性・滞在満足度、QoL の向上を目指すという。2023年12月1日~2025年3月31日(駅での実証は2024年3月から)に実施する予定だ。

なお、3社は、今回の取り組みを通じて、品川駅周辺エリアにおけるエキマチ一体の新たなスマートシティモデルの実装を目指すと述べている。

(出典:JR東日本 Webサイトより)

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