JR西日本、デジタル庁公募「学割利用時本人確認」推進事業者に採択
2024/12/30(月)
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は12月25日、2024年10月にデジタル庁が公募した、「文教の分野におけるマイナンバーカードを活用した実証実験<学割利用時本人確認>」の推進事業者としての採択を発表した。
同社は、会員基盤サービス 「Mobility Auth Bridge(モビリティ・オース・ブリッジ 以下、MAB)」を提供している。MABはNTTコミュニケーションズ株式会社の支援を受け、国内鉄道事業者として初めて、デジタル社会に必要なインフラ基盤をアズ・ア・サービス化したものだ。
なお、同社は、将来的にJR西日本グループ共通IDであるWESTER IDへの実装を含め、文教の分野におけるマイナンバーカードを活用した学生割引本人確認の社会実装を、学生割引のニーズが大きい交通事業者である当社が先導する。これにより、さまざまなシーンで安全、安心で、信頼できる一人ひとりに寄り添ったサービスを通じた便利で豊かな暮らしの実現を目指すと述べている。