ジェイテクト、転舵・駆動統合ユニット開発 後付けで移動店舗にも活用可能
2025/9/29(月)
ジェイテクトは9月25日、転舵・駆動統合ユニット開発を発表した。同ユニットは、人とモビリティが共存するウォーカブルシティで求められる「人にやさしい移動」、気軽に乗れる・誰でも乗れる・広々使える、を実現するという。
同ユニットの特長は、「走る」「曲がる」「止まる」「下げる」の機能を1ユニットに集約している点だ。車両の隅に配置することで、フラットで広い空間、乗り降りしやすい低床フロアを提供する。用途に応じて、ユニットの機能を取捨選択することや、フラットで広い空間を柔軟に利用することも可能だ。
なお、ジェイテクトは、同ユニットについて、移動式モビリティハブ、介護・医療分野での活用など、さまざまなニーズに貢献できるソリューションを提供できる。さらに、ユニットを後付け・付け替えすることにより、移動店舗や倉庫の移動などでも活用可能と述べている。

活用イメージ