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【日本初】関西電力送配電ら、営業運転中の路線バスで通信の実証実験開始

2021/3/17(水)

関西電力送配電は15日、京セラ、神姫バス、パナソニック システムネットワークス開発研究所、フジクラ、マゼランシステムズジャパンと協力し、15日から18日まで姫路市で安全運転支援実証を行うと発表した。
今回の実証は、信号機のない見通しの悪い交差点において、電柱を活用した路車間通信、および自転車との車車間通信による路線バスへの安全運転支援の有効性を確認する。営業運転中の路線バスを使ったこれらの安全運転支援の実証は、全国で初めての取り組みだ。

路車間通信では交差点周辺の電柱に情報通信機器を設置し、死角からの歩行者接近等の情報を検知する。事故の危険性がある場合に、路線バスの運転者に注意喚起することで、安全運転を支援するという仕組みだ。
路車間通信による安全運転支援

路車間通信による
安全運転支援


車車間通信では、自転車に設置した情報通信機器が、自転車接近情報を路線バスに直接通知する。事故の危険性がある場合に、運転者に注意喚起して安全運転を支援する。どちらの実証実験でも、路線バスの挙動情報や運転者へのアンケートなどで有効性を確認する予定だ。
車車間通信による安全運転支援

車車間通信による
安全運転支援


なお今回の実証に参加する6社は、今回の結果を踏まえ、今後も安全運転の支援、さらには将来の自動運転社会の実現を目指した技術検証に取り組み、社会の幅広い課題解決に貢献すると述べている。

(出典:関西電力送配電 Webサイトより)

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