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京急電鉄とDNP、フルカラー版電子ペーパーを羽田空港内の2駅に設置

2023/5/17(水)

DNP電子ペーパー
Powered by E Ink (イメージ)

京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)と大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、フルカラー版「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」を羽田空港内の2駅に設置した。

電子ペーパーは、電力をほとんど消費せずに画像の表示や切り替えが可能な掲示ツールだ。複数の画像を任意に表示可能なことから、駅時刻表や案内、PRしたい情報といった色々なコンテンツを需要に応じて表示することができる。

従来の電子ペーパーは、モノクロ、あるいはその表示面にあらかじめ着色のうえ、固有部分の単一カラー表示しかできなかった。今回、3万2000色を表示できる「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」の開発が進展したため、実証実験の一環として羽田空港内の2駅に導入するという。25.3型フルカラー版「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」を導入することは日本初だ。

京急電鉄には、特急やエアポート快特といった列車種別が多数存在する。今回の電子ペーパーでは、フルカラーでの表示が必須な同社の駅時刻表を、1台の電子ペーパーで平日・土休日を切り替えて表示することができる。ほかにも、全国や世界各地から利用者が集まる立地につき多様な案内が必要なことを踏まえ、状況に応じてさまざまな案内を表示するなど、導入効果を検証しながら利用者の利便性向上を図る予定だ。

同社は、まず案内ツール・駅時刻表として、今回の電子ペーパーを羽田空港第3ターミナル駅と羽田空港第1・第2ターミナル駅(第1ターミナル側)の2駅に設置する。そして、表示内容や見やすさなどを検証し、今後ほかの駅への設置を検討していくと述べている。

(出典:京急電鉄 Webサイトより)

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