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京王グループ、通勤定期券利用でオフィス賃料を割引するキャンペーン開始

2021/10/21(木)

左:京王幡ヶ谷ビル
右:京王府中1丁目ビル

京王電鉄株式会社(以下、京王電鉄)と京王不動産株式会社は、京王線の通勤定期券を利用することで初期入居費が割引されるキャンペーンを11月1日から実施する。京王電鉄が10月20日付のプレスリリースで明かした。

新しい生活様式の普及に伴い、企業のサテライトオフィス設置やオフィス移転などの需要が増えている。同キャンペーンでは、京王グループが持つ鉄道定期券と賃貸オフィス物件のサービスを組み合わせる。これにより、京王沿線に新たにオフィスを構える企業をコスト面から支援するとともに、鉄道定期券の付加価値の向上を図る。対象は、京王電鉄の所有する「京王幡ヶ谷ビル」「京王府中1丁目ビル」の賃貸オフィスへ新規入居する法人ユーザーだ。

同物件に移転する場合や新たに拠点を構える場合、入居後6カ月以内に従業員が利用した通勤定期券の代金(他社線区間を除いた京王線区間分のみ)の20%相当額を、オフィス賃料から1回割引する。京王線の通勤定期券を多く利用する法人ユーザーほど、オフィス賃料の割引額が大きくなる。磁気券、ICカード、モバイルの定期券が、同キャンペーンの対象だ。なお、京王グループは、今後もグループ連携による新しい商品やサービスの提供により、沿線価値の向上を目指すと述べている。

適用対象の通勤定期券

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