関西電力ら、EVリユース電池を用いた蓄電池システム構築の共同研究等開始
2023/9/15(金)
関西電力株式会社(以下、関西電力)らは9月13日、使用済みEV電池(以下、EVリユース電池)を用いた蓄電池システムの構築に向けた共同研究、およびEV車体を再活用できるパートナー募集開始を発表した。東京センチュリー株式会社(以下、東京センチュリー)と共に実施するという。
同研究は、2023年1月に締結したEVリユース電池の活用に係る業務提携の一環として行うものだ。蓄電池システムを構築し、2024年度から本格稼働を予定しているという。また、両社は、同研究を通じて得られる定置型蓄電池システムの開発、運用、保守等のノウハウをもとに、安価な蓄電池システムの販売を目指す。さらに、EVリユース電池を取り外した車体を再利用または再活用してくれるパートナーを募集するという。
なお、両社は、より多くの事業者に蓄電池を導入できる環境の整備に注力し、持続可能な循環型社会、ゼロカーボン社会の実現に貢献していくと述べている。