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関西電力ら、水素輸送・利活用等で協業合意 姫路エリアのインフラ活用

2023/11/24(金)

関西電力株式会社(以下、関西電力)らは11月21日、兵庫県姫路エリアでのインフラを活用した国内水素輸送・利活用等に関する協業の基本合意を発表した。
今回の基本合意は、関西電力、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)、日本電信電話株式会社(NTT)、NTTアノードエナジー株式会社、パナソニック株式会社の6社で実施したものだ。2030年代を目途に安価で効率的な水素サプライチェーンの確立を目指し、姫路エリアを起点とした水素輸送と利活用方法に関する調査、検討を行うという。

具体的な調査・検討概要としては、水素受入拠点周辺での水素利活用にくわえ、各社のインフラを最大限活用し、安価で効率的な水素輸送網を構築することで、全国各地での水素利活用を促進する。さらに、姫路エリアにおいて、輸送・利活用面で検討および実証を行う予定だ。輸送面としては、貨物鉄道輸送、線路敷および通信管路を活用したパイプライン輸送等を実施。一方、利活用面では、鉄道の脱炭素化、水素発電、水素燃料電池など水素利活用先の拡大を調査・検討する。

なお、6社は、今後各分野での経験・知見を結集し、水素サプライチェーンの確立とゼロカーボン社会の実現に向けて取り組んでいくと述べている。

(出典:関西電力 Webサイトより)

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