ニーリーは、モビリティ領域のSaaSとして、駐車場のオンライン契約を実現するサービス「Park Direct」を2019年11月にリリースした。2022年4月には、総額19.4億円の資金調達を行っている。




両社は、モビリティ領域のプラットフォーマーとして、全てのカーユーザーに向けた価値提供を模索してきたという。クルマのサブスクリプションサービス「KINTO ONE」は、クルマ選びから契約までオンラインで完結できるサービスだ。しかし、ユーザーの駐車場の確保については、具体的な施策を提供できていなかった。今回、「Park Direct」を併せて利用することによって、駐車場探しからクルマの契約までオンラインでのサービス提供が可能となる。

また、両社は、「KINTO」と「Park Direct」の双方の契約者を対象としたキャッシュバックキャンペーンを4月27日から実施する。「KINTO ONE」各種プランおよび「KINTO Unlimited」 の契約者もしくは新規契約者で、キャンペーン期間中に「Park Direct」も新規で契約した人に、1万円のキャッシュバックを行う。

なお、両社は、すでにクルマの増車や買い替えを検討中の「Park Direct」ユーザーへの「KINTO ONE」の提案を開始している。今回のキャッシュバックキャンペーンをくわえることで、ユーザーのさらなる満足度向上を目指していくという。さらに、今後はDX分野での連携など、新たな展開も模索していくと述べている。