トヨタ 愛車サブスク「KINTO ONE」ラインナップに16車種追加発表 2020年1月15日から法人受付も開始
2019/12/16(月)
トヨタは12月16日、愛車サブスクリプションサービス「KINTO ONE」のラインアップに16車種追加すると発表した。TOYOTAブランド8車種とLEXUSブランド8車種を追加し、2020年1月15日から提供を開始する(LS、ES、IS、RCは2020年2月から)。その他、「KINTO SELECT」の名称を「KINTO FLEX」に変更、全国展開や法人契約なども開始。今後、3年のみの契約期間を、利用者のニーズに応えられるよう契約年数の多様化も検討している。
「KINTO ONE」、「KINTO FLEX」は、頭金が不要なことに加え、車両代や任意保険、自動車税、登録諸費用、車両のメンテナンスがパッケージ化された月額定額サービスとなっている。特に、月額料金に任意保険も含まれているため、若年層の利用者など初めてクルマに乗り始める人や、増車を検討している人に魅力的なサービスだ。7月からサービスが開始され、11月時点での申込み総数は951件(WEB646件、販売店305件)で、サービス認知率は全国18.2%。また、若年層では8割がWEB申込みで、WEB申込みの受容性が高くなっている。2020年以降に展開する新たなサービス
■ KINTO ONEの車種ラインアップ追加
TOYOTAブランド車 パッソ(月額32,780円~)、ルーミー(月額39,600円~)、タンク(月額39,600円~)、カローラ(月額46,750円~)、カローラツーリング(月額47,850円~)、カムリ(月額74,250円~)、ランドクルーザー(月額88,000円~)、ヤリス(時期、価格未定)LEXUSブランド車 2020年1月:LX(月額198,000円~)、RX(月額101,200円~)、NX(月額86,900円~)、UX(月額74,800円~)
2020年2月:LS(月額236,500円~)、RC(月額128,700円~)、ES(月額125,400円~)、IS(月額108,900円~)
■ KINTO FLEXの全国展開開始
「KINTO SELECT」の名称を「KINTO FLEX」に変更し、2020年2月下旬から全国展開を開始。対象車種は従来通り、ES、IS、RC、RX、NX、UXの6車種。「KINTO FLEX 3年3台プラン」 ・3年間で3台のLEXUSブランド車に、1年ごとに乗り換え
・価格は、月額176,000円(税込)
・雪寒地パッケージも選択可能(税込みで月額44,000円)
※スタッドレスタイヤ/ホイールセット及び寒冷地仕様が含まれ車種に設定がある場合は4WD仕様となる
「KINTO FLEX 3年6台プラン」 ・3年間で6台のLEXUSブランド車に、半年ごとに乗り換え
・価格は、月額198,000円(税込)
「KINTO FLEX 3年3台プラン/KINTO FLEX 3年6台プラン」から「KINTO ONE」(LEXUSブランド車)への乗り換え、「KINTO FLEX 3年3台プラン」「KINTO FLEX 3年6台プラン」間の乗り換えの場合、中途解約金は発生しない
■ KINTO ONEの法人受付開始
リースでのクルマの所有を希望する法人のニーズに応えるべく、KINTO ONEの法人受付を2020年1月15日から開始。主なメリットとして、任意保険が含まれる等、従来のKINTO ONEのメリットはそのまま利用可能。また、月額利用料を賃貸借処理できる場合には、全額経費として損金算入できる。※中途解約時の条件が一部異なる場合あり■ 中古車版KINTO ONE
若い人に少しでもクルマに乗っていただく機会を作りたいという想いのもと、中古車版KINTO ONEを構想中。2020年1月下旬からトライアルを開始予定。■ KINTOのグローバル展開
フランス・イタリアをはじめとする欧州、タイやインドネシアをはじめとするアジアの一部で展開中。また、各地域で展開しているモビリティサービスのブランド名称を「KINTO」で順次統一。具体的には、6つのモビリティサービス名称を規定。KINTO ONE:契約期間中に1車種に乗ることができるサブスクリプションサービス
KINTO FLEX:契約期間中に複数車種を乗り継ぐことができるサブスクリプションサービス
KINTO JOIN:通勤時などの相乗りカープールサービス
KINTO SHARE:会員間でレンタカーも含む特定のクルマを共同で利用するカーシェアリングサービス
KINTO RIDE:複数人を相乗りさせるライドシェアリングサービス
KINTO GO:利用者のニーズに合わせて複数の交通機関を組み合わせ、移動ルートの選択肢を提示するマルチモーダルサービス