国際自動車は、歩行が可能な方で緊急性がない場合に、通院や受診などをサポートするサービス「サポートキャブ」を提供している。さらに国際自動車グループは、東京都23区内で唯一東京消防庁の認定を受けており、国際自動車グループの全てのドライバーは、救命講習を受講して修了証を交付されている。心臓マッサージや人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)の操作などの救命手当の技能も取得済みだ。

「キッズドクター」は、平日夜間・休日など、病院が開いていない時間帯の子供の健康に関する不安をサポートする無料アプリだ。子供の健康に不安を感じた際に、看護師による医療相談が無料で受けられ、必要に応じて、ビデオ通話を通した医師とのオンライン診療や、医師が自宅で診察してくれる往診を依頼することができる。健康保険や子供医療補助成も適応可能だ。　

これまでノーススターには、「子供の病気を診てもらえる医療機関がわからない」「夜の時間帯に救急病院までのタクシーが捕まらない」などのユーザーの声が多くあったという。これを受けて、国際自動車は「サポートキャブ」と「キッズドクター」の連携を開始する。これにより、東京都23区・武蔵野市・三鷹市のユーザーは、「キッズドクター」の医療相談機能を通して近くの救急病院の紹介を受け、必要に応じて病院までの移動手段となるタクシーの配車支援サービスを利用できる。

なお両社は、今回の事業連携をきっかけとして、時間外の子供の突然の病気・ケガに不安を抱えている親御さんの不安解消に繋がるサービスを今後も届けると述べている。