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小糸製作所、自動運転バス実験で信号制御システム検証 定時運行支援行う

2020/1/22(水)

バス定刻運行支援のイメージ

バス定刻運行支援のイメージ(小糸製作所プレスリリースより)

株式会社小糸製作所(以下、小糸製作所)は、静岡県が手掛ける「しずおか自動運転 ShowCASE プロジェクト」に参画し、2020年1月22日(水)から沼津市で実施する自動運転実証実験に参加すると発表した。
小糸製作所は、同プロジェクトで車両位置情報を利用して交通管制センターが信号機を制御するシステムを用い、自動運転バス優先信号制御による定刻運行支援の検証を行う。同社によると日本初の試みだという。バスに搭載した車載器からの位置情報やバス時刻表等を基に、管制システムが停留所到着時刻や交差点通過時刻を予想・比較し、定刻に対する遅延等が発生しないよう、信号秒数等を調整・変更するシステムだ。

「しずおか自動運転 ShowCASE プロジェクト」は公共交通への自動運転の導入を目指し、静岡県が中心となり推進している。小糸製作所のほかに、ダイナミックマップ基盤、ヴァル研究所、群馬大学、損保ジャパン日本興亜なども参画している。今回の自動運転バスのプロジェクトは一般からも試乗者を募っており、事前に予約を行えば無料で登場が可能。

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