小型モビリティの最新版カオスマップを公開 【リブ・コンサルティング】
2021/12/27(月)
ベンチャーなどの成長企業向をはじめ、モビリティ業界に強みを持つ経営コンサルティングの株式会社リブ・コンサルティング(以下、リブ・コンサルティング)は12月16日、「小型モビリティカオスマップ」の2021年度版を公開した。人々の移動における不の解消や快の創出を通じて、移動をよりよいものにしていく取組みをしているベンチャー企業が増加している状況を受けて、「小型モビリティ」領域でのコンサルティング活動を加速させる方針だ。
カオスマップ作成の背景として、国土交通省から新たなモビリティを①歩道通行車、②小型低速車、③既存の原動機付自転車の3区分に分類し、それぞれに応じた交通ルールを設定する方針が挙げられている。地方の移動困難者の足として、グリーンスローモビリティの注目や、高齢者や足の不自由な方向けの電動車椅子として自動運転のモビリティサービスが展開などのトピックスを1枚のカオスマップに整理するとともに、代表的な企業がどのような取り組みを行っているのかをまとめており、同社は「小型モビリティ」の領域での活動を進めていく方針だ。
カオスマップは、上記の「3区分のモビリティ」と「“不の解消”“快の創出”」に軸を分けて47の企業やサービスを網羅しているようだ。
なお、リブ・コンサルティングのWebサイトでは、カオスマップに記載した企業名やサービスの詳細をまとめたホワイトペーパーを公開している(指定フォームへの情報入力が必要)。
https://www.libcon.co.jp/abc/download/detail_70/
リブ・コンサルティングは、今回の小型モビリティ領域のみならず、MaaS領域を全般での事業開発の実装サポートを強化する考えだ。同社は具体的なサポート内容として、市場調査/各種リサーチ・PoC(概念実証)・サービス開発(新規事業開発)・サービスグロース・アライアンス構築/M&Aサポート等を挙げている。