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Luupとアイシン開発の新車両、万博で公開 シェアリングも検討

2025/8/7(木)

Luup社は8月5日、三輪・小型のユニバーサルカー「Unimo(ユニモ)」のコンセプトモデルを発表した。同車両は、アイシンと共同開発しており、GKダイナミックスも協力しているという。

同車両では、アイシンの「リーンアシスト制御」技術を採用し、車速とハンドル角等の情報に基づき、車体の傾斜角を制御することで、二輪車並の幅の狭い車両においても高い走行安定性を実現している。

また、Luup社は、8月25日〜31日に大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業における 「スマートモビリティ万博」の一環として実施される「ロボットエクスペリエンス」に参加し、同車両を初めて一般公開するという。

なお、Luup社は、今後試乗会等を実施した上で、2026年度中を目途に複数地域で実証実験を行い、シェアリングサービスへの本格導入を検討していくと述べている。

▼関係者のコメント
■アイシン 製品開発センター 技術開発本部 本部長 筒井洋氏のコメント
アイシンは、「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」という経営理念のもと、クルマの電動化・知能化に向けた技術開発を加速させています。リーンアシスト制御は、極めてコンパクトな車両においても安定性を向上できるよう開発しました。本技術を通じ、小型でユニバーサルな電動車両の実現に貢献したいと考えています。

■GKダイナミックス 執行役員 坂田功氏のコメント
我々は、身体で活動するよろこびや、感性を拡げる驚きをカタチにすることを使命に、これまでデザインに取り組んできました。中でもモビリティデザインは得意な分野であり、今回のモデル開発は高い親和性を感じるプロジェクトであり、地域交通の課題にパートナーの皆様と共に向き合えたことは、大変大きな学びでした。「Unimo(ユニモ)」を通じ、世代を超えて信頼とよろこびを感じていただけることを願っています。

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