【国内初】マクニカ、自動運転EVバス「NAVYA EVO」定常運行開始
2024/2/19(月)
株式会社マクニカ(以下、マクニカ)は、2月16日、茨城県常陸太田市(以下、常陸太田市)で、特定環境下にてレベル4に対応した自動運転EVバス「NAVYA EVO」の国内初となる定常運行を開始すると発表した。
常陸太田市では、まちづくりの推進を図る取り組みの一環として、2023年2月17日から2月23日まで、自動運転EVバスの実証を実施。その結果を踏まえ、マクニカが提供するレベル4運行に対応することが可能なGAUSSIN MACNICA MOBILITY(旧NAVYA)社製自動運転EVバス「EVO」を活用した自動運転サービスの実用化が実現する。定常運行において、マクニカは、自動運転EVバスの運行や自動運転走行に必要なデータ取得・セットアップ、技術的資料・取得データを提供する。また、車両の走行データをマクニカ製遠隔監視システム「everfleet(エバーフリート)」に連携させる。それにより、自動運転EVバスの走行情報をリアルタイムに離れた場所で確認することが可能となる。
本定常運行は、ショッピングモールとその周辺道路を回遊するサービスであり、商業施設とのマーケティング連携や自治体アプリとの連携も視野に入れた取り組みとなる。具体的には、自動運転EVバスのリアルタイムな位置情報やバス停・周辺店舗情報を統合・可視化したデジタルマップを常陸太田市行政情報アプリ「じょうづるさんナビ」を通して提供する。
マクニカは、自動運転EVバスの導入を皮切りに、デジタルマップやアプリと連携することで、データ連携やMaaS事業などの新たな取り組みへと発展させ、持続可能なまちづくりへ貢献すると述べている。
(出典:マクニカWebサイトより)