JR東ら 改札通過通知「まもレール」の対象拡大 大学生も
2025/2/25(火)
JR東日本、東京都交通局(以下、都営交通)、東京メトロ、セントラル警備保障の4者は2月19日、改札通過通知サービス「まもレール」のサービス対象者を拡大することを発表した。満18歳以上の高校卒業後も対象となり、主に大学生の利用を想定する。
「まもレール」は、指定した駅の改札をSuicaやPASMOで通過すると、保護者にメールやアプリで通過時刻や利用駅、チャージ残額などの情報を通知するもの。小学生から満18歳の3月31日になるまでの高校生、成人している障がい者、高齢者の外出時の動向を見守るサービスとして活用されている。今回は、高校生の保護者から卒業後の利用を要望する声を受けて対象を高校卒業後の18歳以上にも拡大した。
3月3日から「まもレール」オフィシャルサイトで申込を受け付け、4月1日以降利用できる。また、3月3日から5月31日まで新規入会者を対象とするキャンペーンを実施。抽選で300人に、申込者が選択したポイントサービス(JRE POINT、ToKoPo、メトポのいずれか)に1000ポイントを付与する。
「まもレール」は2017年10月にJR東日本の首都圏でサービスを開始。20年4月には都営交通、東京メトロにも対象を拡大。25年2月現在、首都圏の計497駅で利用できる。