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マツダ、塗膜耐食性評価事業化に向け検証実施 SaaSで提供目指す

2025/10/10(金)

マツダは10月8日、塗装の技術・材料開発における環境負荷の低減、社会インフラの効率的な維持管理や長寿命化を通じた社会課題解決への貢献を目指し、「塗膜耐食性評価サービス」の事業化に向けた、本格的な事業性検証を実施すると発表した。

現在、マツダは事業化に向けて、協力企業から提供を受けたサンプルを独自の診断技術で評価し、その結果を報告書として納品する受託型サービスの事業性検証を行っているという。今後は、2026年に受託型評価サービスとして事業化、および将来的にはクラウドを活用したSaaS型サービス※の提供を目指すとのことだ。

また、マツダは、他業界への展開を視野に11月12日~14日に幕張メッセで開催される第8回塗料・塗装設備展-COATING JAPAN-への出展を予定している。そして、自動車の開発・製造で培ってきた独自技術を生かし、自動車産業の垣根を超えて、企業や自治体が抱える社会課題の解決に貢献していくと述べている。

※測定器で測定したデータがクラウドに自動転送され、クラウド上のソフトウエアで分析が行われ、その結果をPCなどのデバイスに提供するサービス。(プレスリリースより)

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