新型コロナウイルス第7波となる感染急拡大によって、イベントやお祭りの中止・縮小が相次いでいる。コロナ禍3年目の夏を迎え、地域振興や交流につながる機会が絶たれるなか、思い出を作れずにいる子どもたちが大勢いる。

メロウでは、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、マンションでのランチタイムやディナータイムの定常的なキッチンカー出店を開始した。導入物件数は、コロナ禍の2年間で約12倍に増加している。(2020年・2022年4月末比較)

このなかで、マンション自治会から自主開催イベントに関する声を聞く機会が増えたという。具体的には、「自主開催イベントがコロナ禍によって開催しにくくなっている」、「マンション住民や地域のために積極的に行いたいものの企画立案や運営が大変」などだ。

「モビフェス」は、こうしたマンション自治会との意見交換を通じて、キッチンカーとマンションのつながりにより、自治会運営の困りごとの解決を目指す。さらに、非日常の体験を通して、マンション住民や地域、こどもたちの交流の場作りを支援する予定だ。

具体的には、「モビフェス〜沖縄まつり〜」と題して、葛飾区都内某マンションにて、8月27日14:00〜20:00に実施する。マンション敷地内に5台のキッチンカーが出店し、ゴーヤチャンプルー、タコライス、焼きそば、スパムおにぎりなどを提供する予定だ。

なお、メロウは、これからも「それぞれの豊かさを、それぞれの想いで。」というパーパスのもと、店舗型モビリティの機動力を生かす。そして、地域交流の場や、変化に富んだ豊かな街づくりを推進すると述べている。