人口減少、若者の流出による地域産業の衰退が全国的に加速している。47都道府県の中で人口減少率1位という秋田県においても深刻で、自動車ディーラーにとってもその影響による自動車販売減少等への打開策は急務の課題だ。

同取り組みは、自動車ディーラーが新たなモビリティビジネスを通じて地域の産業構造変革に取り組む端緒となる取り組みだ。TSAグループが主体となって店舗型モビリティの活躍の場を広げていく。

そして、地域を巻き込む持続的なビジネスモデルを構築しながら、魅力的なコンテンツの創出、街おこしへとつなげる。具体的には、メロウの持つ店舗型モビリティの運営ノウハウ、配車管理システムなどのプラットフォーム基盤を共有。TSAグループは地元秋田の店舗型モビリティ普及に関する活動を行う。

なお、第一弾の取り組みは、秋田市にある損害保険ジャパン株式会社のコールセンターにて10月26日より実施する。キッチンカー定期出店の仕組みの運用を開始し、東北初の「店舗型モビリティの停留所 SHOP STOP秋田」の営業をスタートする。

■メロウのコメント
メロウは首都圏、関西、九州地方で店舗型モビリティの停留所「SHOP STOP」を500カ所運営してまいりました。そのノウハウと、TSAグループが地域発展に貢献しながら育んできた地場のネットワークを掛け合わせ、「お店がやってくる」ビジネスモデルをローカルに根付く形で育み、地域社会の持続的発展に寄与してまいります。

■TSAグループのコメント
当グループは、自動車の販売と整備を通じ「安心と安全」を提供し、それに加えてお客様に「お得で、より楽しく便利なサービス」の提供を目指しております。そして今回、地域の皆様に豊富な食事の選択肢と、地域の事業者の皆様に新しい価値提供ができる非常に良い提案になると確信しております。TSAグループは、お客様の笑顔のために、これからもモビリティでワクワクする施策を展開してまいります。