東京メトロとリンクティビティ、資本業務提携を締結 インバウンド戦略を推進
2024/3/27(水)
東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ) とリンクティビティ株式会社(以下、リンクティビティ)は3月25日、資本業務提携を締結したと発表。持分法適用(出資比率20%)となる資本業務提携により交通・観光プラットフォーム事業を共に進めることは、鉄道業界で初めての取り組みとなる。
リンクティビティの持つ高いシステム・商品開発力と諸外国での販売網を活かして、東京の観光施設や体験を凝縮したインバウンド向け新商品の開発や訪日外国人のお客様にとって、スムーズな乗車サービスの拡充等を行う新時代のインバウンド戦略を推進していく。今回の出資で両社は関係性を強め、東京ならではのさまざまな観光施設をフリーパスで回れる、乗車券付きの新商品「Tokyo City Pass(仮称)」の開発を進める。新たな商品開発の推進により、観光施設へのアクセスを向上し、インバウンド向け都市内観光「City Tourism」を通じて沿線地域のにぎわいに貢献する。
また今後、東京メトロは各種クレジットカードのタッチ決済およびQRコードを活用した乗車サービスにおける企画乗車券の販売に関し、リンクティビティと連携して実証実験を行っていく。
両社は、今後も増えていくインバウンドに対し、利便性の高い企画乗車券や乗車サービス、「City Tourism」の提供を通じて、東京の持続的な発展に貢献していく。