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三菱商事エネルギーら、「FLEET PITLOCK」の連携等に合意

2023/4/19(水)

整備のイメージ

株式会社西出自動車工作所(以下、西出自動車工作所)と三菱商事エネルギー株式会社(以下、三菱商事エネルギー)は、「FLEET PITLOCK(フリート・ピットロック)」における両社間のシステム連携、普及に向けて基本合意書を締結した。4月18日付のプレスリリースで明かしている。
三菱商事エネルギーは、オリックス自動車株式会社、住友三井オートサービス株式会社、日本カーソリューションズ株式会社、三菱オートリース株式会社のオートリース4社と業務提携契約を2021年10月に締結した。この業務提携の目的は、自動車リース業界を横断する車両メンテナンス管理専門の共通プラットフォーム「FLEET PITLOCK」を開発し、業界全体へ普及することだ。

今回新たに「FLEET PITLOCK」参画5社目として西出自動車工作所と2024年3月の連携開始を目指し、システム開発を進めていくという。同社は、リースメンテナンス管理会社として、パートナーである自動車整備工場の業務効率化の支援を推進していく予定だ。


「FLEET PITLOCK」では、各リース会社が保有するメンテナンス依頼データ(車両・顧客・契約内容など)を集約し、一元で閲覧・管理することができる。さらに、メンテナンス対象月の車両を容易に検索し、自動でWeb予約の案内メールを発信するといったスケジュール管理を行うことが可能だ。ほかにも、整備基幹システムとのデータ連携機能や、リース会社へのメンテナンス報告と請求情報を一元化する請求管理機能も有している。こういった機能により、法人車両メンテナンスを受託する整備工場の効率化に大きく寄与することが可能となる。

また、整備工場のみならずメンテナンスを受けるエンドユーザーにおいても、Web予約によるフレキシブルなメンテナンス予約が可能となる。これにより、メンテナンスの日程調整の効率化に大きく寄与する見込みだ。

なお、両社は、自動車リース事業者・カーシェアリング事業者・レンタカー事業者などにも加盟を広げ、整備工場にメンテナンス業務を委託する事業者に「FLEET PITLOCK」を提供する。これにより、整備工場のさらなる効率化と業界全体の合理化を目指していくと述べている。

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