今回の事業継承は、三菱電機が100％子会社として設立した準備会社を吸収分割承継会社とし、三菱電機および三菱重工をそれぞれ吸収分割会社とする吸収分割だ。この準備会社では、三菱電機からの分割および三菱重工からの分割に対して普通株式を発行し、その全てを三菱電機および三菱重工にそれぞれ割当て交付する。効力発生日における統合会社の出資比率は、三菱電機が51%、三菱重工が49%となるよう調整するという。

また、今回の統合における対象事業は、火力発電事業、原子力発電事業、水力発電事業だ。これらの事業では、発電機の設計製造、品質管理、販売およびアフターサービス機能などを行っている。なお、両社は、今回の統合に伴う三菱電機、および三菱重工の業績への影響等については、明らかになった段階で知らせると述べている。

(出典：三菱電機 Webサイトより)