e-メタノール事業参画 三井物産、MidCo社の株式49%取得へ
2023/7/12(水)
三井物産株式会社(以下、三井物産)は7月6日、再生可能エネルギー会社European Energy A/S(以下、EE社)からEE社傘下のKasso MidCo ApS(以下、MidCo社)の株式49%を取得することに合意したと発表した。
MidCo社は、100%子会社Solar Park Kasso ApSを通じて、太陽光発電とe-メタノール事業を保有している。このe-メタノールは、再生可能エネルギー由来の電力を活用して製造されるグリーン水素と、バイオマス由来のグリーンCO2を合成して製造される低炭素メタノールだ。地球にやさしい次世代燃料や化学品原料として今後大きな需要拡大が見込まれる。一方、三井物産は、既存のメタノール製造販売事業をはじめとする化学品や再生可能エネルギー、船舶等の産業横断的な知見を投入し、e-メタノール事業の競争力を高めていく。同時に、同事業に続くEE社との共同事業の検討を通じて戦略的なパートナーシップのさらなる深化を目指す。
さらに、三井物産は、同社の米国バイオメタノール事業と合わせ、低炭素メタノールの供給力を強化してエネルギートランジションを先導し、社会全体の持続可能な発展に貢献すると述べている。
(出典:三井物産 Webサイトより)