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三井不動産ら、AIドローンの遠隔飛行実証を都心高層ビル屋上で実施

2025/11/18(火)

実証イメージ

三井不動産とKDDIスマートドローンは11月14日、日本橋三井タワー屋上において、大規模災害時における上空からの情報収集を目的とした、AIドローンの遠隔飛行実証実験実施を発表した。都心エリアにおいて、高層ビル屋上でのAIドローンの遠隔飛行実証実験は日本初の取り組みだという。

同実証では、首都直下型地震などの大規模災害発生時を想定し、自動充電ポート付きドローン「Skydio Dock for X10」および衛星通信「Starlink Business」を屋上に設置。屋上からの自動離陸・着陸や広域映像の撮影を行い、有事における日本橋周辺エリアでの情報収集の有効性を検証した。

具体的には、屋上に設置されたSkydio Dock for X10を利用することで、遠隔からの飛行指示・自動撮影により、建物・道路・人流の状況を上空から広範囲に把握可能であることを確認した。さらに、地上通信網の途絶が想定される状況下でも、衛星通信「Starlink Business」により、安定した映像伝送が可能であることを確認している。

なお、両社は、今後も連携を強化し、首都圏をはじめとする都市エリアでのドローン常設運用の有効性を検証するとともに、先端技術を活用した都市防災力の向上と、日本橋エリアのさらなる魅力向上に取り組んでいくと述べている。

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