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国交省、まちづくりと連携した駐車場施策ガイドライン(第2版)とりまとめ

2023/4/20(木)

国土交通省は、「まちづくりと連携した駐車場施策ガイドライン(第2版)」をとりまとめた。4月18日付のプレスリリースで明かしている。

現在、クルマ中心からヒト中心の空間へと転換を図り、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかの創出による魅力的なまちづくりの推進が求められている。このような中で、「まち」と「クルマ」の接点である駐車場においても、「まちの賑わいを支え、人々の活動を育てる」というあり方に沿った対応が求められているところだ。

また、社会情勢の変化に伴い、駐車場施策を取り巻く課題も多様化している。具体的な変化としては、都市内物流における荷さばき車両への対応、観光地における渋滞対策、多様なモビリティの駐車環境整備、バリアフリー・ユニバーサルデザインへの対応、コロナ禍によるライフスタイルの変化、DX・GXの推進などだ。

こうした背景を鑑みると、今後の駐車場施策においては、量的充足を図るだけでなく、「質」の高い駐車環境の整備が必要だ。さらに、地域の実情を踏まえ、駐車場を担当する部局だけでなくまちづくりに関係する部局全体が連携し、公民連携も図りながら駐車場施策に取り組んでいくことが求められる。

これらの状況を踏まえ、道路交通の円滑化のみならず、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくり、土地の有効活用など、より包括的なまちづくりを見据え、駐車場施策の検討を進めていく必要がある。

同ガイドラインは、「まちづくりと連携した駐車場施策ガイドライン」の基本編、および実践編を統合・再編し、最近の動向を考慮したものだ。なお、同ガイドラインの詳細は、以下で公開されている。
https://www.mlit.go.jp/toshi/content/001601897.pdf

(出典:国土交通省 Webサイトより)

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