国交省、交通空白2次公募の採択結果発表 3次公募を9月以降に実施予定
2025/8/12(火)
国土交通省は8月7日、2025年度「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」(「交通空白」解消緊急対策事業・共創モデル実証運行事業)の2次公募を行い、「『交通空白』解消緊急対策事業」36件、「共創モデル実証運行事業」13件の事業採択を発表した。
今回のプロジェクトの目的は、「交通空白」の解消のほか、地域の多様な関係者が連携・協働した取組など、地域交通の維持・活性化を図る事業を支援することだ。1次公募では、「共創モデル実証運行事業」141件、「モビリティ人材育成事業」61件の事業採択を行っている。
今回公募したのは、「交通空白」解消緊急対策事業と共創モデル実証運行事業だ。「交通空白」解消緊急対策事業では、公共ライドシェア・日本版ライドシェアやAIデマンド、乗合タクシー等の「交通空白」の解消に向けたサービスを実施するための仕組みの構築支援を対象としている。
一方、共創モデル実証運行事業の対象は、交通を地域のくらしと一体として捉え、その維持・活性化を目的として、地域における複数の関係者の「共創」(連携・協働)による取り組みや「共創」を支える仕組み構築する事業だ。
なお、同省は、「交通空白」解消緊急対策事業、共創モデル実証運行事業の両事業について、9月以降に3次公募を実施すると発表している。
(出典:国土交通省 Webサイトより)