国交省、自動配送ロボット等に活用できる三次元点群データの実証実施へ
2023/12/15(金)
国土交通省は12月13日、歩行空間における人・ロボットの移動支援サービスの普及・高度化に向け、自動配送ロボット等の走行に活用できる三次元点群データの要件等について実証実施を発表した。
国土交通省は、歩行空間における段差などのバリア情報やバリアフリー施設の情報を「歩行空間ネットワークデータ」としてオープンデータ化することを推進している。さらに、バリアを避けた最適なルートのナビゲーション等のサービスの普及・高度化などを通して、すべての人・ロボットがストレスなく移動できるユニバーサル社会の実現に取り組み中だ。今回の実証の目的は、自動配送ロボット等の走行に必要となる三次元点群データの要件整理だ。JR川崎駅周辺でさまざまな計測方法を用いて取得・加工(統合、フィルタリング)した多様な三次元点群データを活用。自動配送ロボット等の走行における走行経路設定や自己位置推定処理に係る実証を12月18日~12月20日に実施するという。
(出典:国土交通省 Webサイトより)